ホスティングのサービスを提供している事業者はほとんどの場合、ドメイン取得を直接行うレジストラではなく、レジストラの代理店です。レンタルサーバを切り替えることを検討しているときに、ドメイン取得をしたものを引き継ぎをして使うことができるかどうかにということは、とても大切なポイントとなります。ドメイン取得したものを管理してもらうサービスだけは、事業者に引き続きお願いをして、レンタルサーバだけを切り替える場合は、DNSサーバに設定されている内容を変更することが必要になります。ホスティングのサービスを提供している事業者によっては端末から起動したブラウザから設定を変更できるようになっているケースもあれば、DNSサーバの設定を変更するための手数料を請求されるケースもあります。
DNSは、ドメインネームシステムというのを省略したもので、DNSサーバは、ホームページにアクセスするときにURLを指定したときに、そのURLのホームページのIPアドレスに変換してくれる役割があります。レンタルサーバを切り替えても、変わらずにIPアドレスが割り振られるようにDNSサーバの設定内容を変更する必要があります。また、サーバについては移転したレンタルサーバを提供してくれる事業者が管理して、ドメインについては、これまで利用していた事業者が管理するということになります。また、事業者によっては別のレンタルサーバに切り替えることができないように対応をしている場合もあります。